2018年3月27日火曜日

三江線乗車記(3月編)

浜原発三次行最終列車
三江線乗車の旅から戻ってきて、まもなく三江線の不通区間が順次運転を再開し、2月24日には全線で運転を再開しました。
そこでどうしても乗れなかった区間を乗車しようと改めて思い立ち10日後に限られた休みを活用した旅程を組み再び出発。
東京駅14時50分発ののぞみに乗車し、18時55分に終点広島に到着。夕食はその間に東京駅構内で購入したからあげづくし弁当で済ませました。
そこから芸備線の19時5分発のみよしライナー三次行に乗車し、終点の三次駅に到着。
ちょうど備後落合からの芸備線と三江線最終が来る時刻でもあったので、そちらを撮影して予約していたホテルへ。
この日の宿は三次ロイヤルホテルの男性専用のカプセルキャビンの下段。
大浴場が利用可能である他、無料サービスとして漫画がコーヒーやお茶のドリンクサービスがあり、漫画喫茶感覚でも泊まれるようなカプセルホテルとなっていました。
ここの紹介に関しては以前の投稿『三江線に乗車した際に利用したホテルについて』でも触れておりますのでご参考に。
一休みと入浴を終えた後、10時半過ぎに就寝。5時前に起床し、着替えた後チェックアウト。近道を歩いて三次駅に着きました。
始発は先ほどの神楽号の1両編成のワンマン運転。そのため発車20分前にも関われらず既に立ち客で溢れていました。
そして列車は定刻通りに出発。一時間ほどで夜が明けてきて口羽駅に到着。ここでは行き違い交換を含めて30分程の長い停車を行います。
口羽駅
口羽駅の横では三江線グッズや同人誌の発売が行われており、自分は手ぬぐいと同人誌『三江線の車窓から』を購入。以前の投稿、写真紹介にある水力発電所跡はこれで知りました。車窓を楽しむにはもってこいなので興味がある方は購入してはいかがでしょうか。
そして7時3分に発車。9分後に宇都井駅に到着したのでこちらで途中下車。
次の三次行が1時間後なので、その間に撮影を行いました。
3月初旬の宇都井駅
10日前と違い雪は完全に溶けていました。しかしそれでも朝は寒く用意していたマフラーを出しました。
入り口側から撮影した宇都井駅
階段の光景は動画で撮影しましたが、サイズオーバーのためお見せできないのが残念です。
そうこうしているうちに1時間はあっという間に過ぎ、8時14分三次行がホームに入線。こちらは行きと違い車掌乗車の3両編成であったので座席にも余裕をもって座ることができました。
そして、三次駅に一度戻ると行列に並び石見川本行に乗車。座席を確保した後、駅売店で簡易朝食を済ませていましたが、よりボリュームのある朝食を取りました。
このダイヤももう見ることはできない・・・
10時2分発の石見川本行に乗車し1時間後、再び宇都井駅に到着。すると下では多くの方が列車の到着を歓迎していました。
この光景が同時に廃線が間近であるといことを同時に思い知らされ、盛大でもあり、同時に悲しくもあるお祭りでした。
そして列車は浜原に到着し、これにて三江線全区間の乗車を達成しました。
終点の石見川本到着後、早速昼食のため川本駅周辺に出ますが、もらったパンフレットで食堂の多くが日曜定休であることを知りショック。代わりを探していたらそば屋を見つけたのでそこで天ぷら付割子そばを注文しました。
昼食後は多くの方が、引き続き13時45分の江津行きに乗車される中で自分はあえて撮影のために石見川本に残りトンネルや陸閘門を撮影しました。
石見川本駅停車中の江津行
撮影後は江津町を散策。アポロ宇宙船の実物を見学したり、神社にお参りしたりした後、再びトンネル付近に戻り、16時25分着の列車を撮影。
三次行を川本トンネル付近にて撮影
最終的に石見川本を16時58分に出る石見銀山号広島行に乗車し帰路に。
予定より1本早い広島発19時17分ののぞみ東京行の自由席に乗車して無事日付が変わった頃に帰宅しました。
こうして自分の中で2度にわたった三江線の旅は完全にピリオドを打ちました。

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