2018年3月26日月曜日

三江線乗車記(2月編)

廃止まで遂に残り6日となった三江線
筆者は宇都井駅などに行きたいと思いつつも、関東からの乗車の不便性故に断念しておりました。
しかし廃止も目前に迫り、行かなければ後悔すると思い乗車を決意。
3か月前には早々にスーパーホテル江津の宿を抑え、1ヶ月前には10時ちょうどにサンライズ出雲号の切符を購入し旅立つ気満々でした。
・・・しかし、今年は記録的大雪で遂に三江線は一部区間を除いて運休に
運転再開情報を待ちつつも、とうとう再開見通しが立たないまま出発日が来てしまいました。
おまけに追加で連泊にしてしまうというオマケつきで。
とはいえ仕方がないので1日はゆっくり石見銀山を観光することに決め出発しました。

シングルツインにて
先日の投稿にも書きましたが、人生初のシングルツインに乗車。上に荷物を載せて下段で寝ることに。車内では山崎12年のミニチュアボトルを半分ほどストレートで飲み、乗車前に購入した水と用意していたつまみを楽しみました。
シャワーカードは購入した物の、行列ができていたので日が変わる前は諦めて寝ることに。
そしてようやく起きたのは6時過ぎてそろそろ岡山に差し掛かる頃でした。そして朝シャンを済ませまた横に。起床後はゼリー飲料で軽く小腹を満たしました。
朝食は10時開店と共に出雲市駅にある黒崎で三色割子をいただきました。
そしてバスに乗って出雲大社の参道へ。ここに来たのは大学4年の冬以来で新しい店も増えて新鮮な雰囲気でした。
ここでは化石の勾玉を購入し、残念なおみくじガチャを回した後昼食に十割そばの割子そばを食べて参拝はせずに後にしました。
出雲市駅に戻った後、駅高架下の物産店でお土産を購入、13時26分のスーパーまつかぜ5号に乗車して14時22分に江津に到着。
ホテルに着いたもののチェックイン時間前だったので荷物だけ預けて、三江線に乗車することにしました。
江津駅にキハ120が入線
この日は2両編成でしたが、区間運休ということもあり、団体ツアーの乗客がいたものの乗客はまばらでした。
そのためツアー客が降りた石見川本より先は後方の車両はガラガラに
そして誰もいなくなった
自分はそのまま列車移動の終点浜原まで行き、そのまま折り返すことに。

浜原駅玄関
帰りに乗車した車両も2両編成でしたが、前方は締切の回送扱いとし、後方車に車掌が乗り込む形での運用となりました。
木次線カラーのキハ120には乗車できず
こうして19時頃に江津に戻ってきた筆者は駅前の焼肉店で夕飯を済ませ、温泉に入り初日を終えました。

翌日は前の投稿にあるように石見銀山を観光しましたのでそちらを参考に。

そして三日目の最終日。ホテルのフリードリンクを飲んで目を覚ましてから三江線に乗車。同様の方が数名いましたがやはり車内には余裕がありボックス席から江の川沿いを夜が明けるのを眺めながらの乗車になりました。
行先は三次表記

それぞれ始発の時を待つ気動車たち
代行タクシーの車中から 復旧のために頑張られる保線員さんたち
定刻に浜原に到着後、二台目の代行タクシーの到着を待って振替輸送が出発。同上の方が口羽や長谷で下車する中、自分は終点まで乗車しました。
道中では1m以上ある大きな落石に遭遇したり、三江線の復旧を急ぐ保線員さんの作業風景にも出会いました。そして道路の作業中につき通行止めの区間などもあり、列車のダイヤ上は30分遅れで10時前に終点の三次駅に到着しました。
駅前の喫茶店で朝食を済ませ、10時半のみよしライナーに乗車し広島へ。
そこからは500系EVAに乗り込みました。(こちらも以前の投稿参照)

こうして無念の帰宅となりましたが、まだ完全乗車の夢は捨てきれず、運転再開後の3月に再度の乗車を試みたのですが、それは次回に続く。

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