2023年7月19日水曜日

東日本パスファイナルの旅と・・・

 3月11日から12日の1泊2日で東日本パスを利用した旅をした件を先日の記事にて書きましたが、その詳細を今回は紹介します。

11日は秋田新幹線こまち5号でまず秋田まで移動しました。

秋田に到着後は秋田比内地鶏やにて昼食。地鶏やの冷やがけセットをいただきました。比内地鶏の親子丼と秋田の蕎麦を合わせて楽しめる、サッと美味しくいただけるメニューでした。今度訪問する時は冷麺にも挑戦してみたいです(そしてこの度の秋田地方の大規模な水害、お見舞い申し上げます)。

地鶏やの冷やがけセット(1550円)

続けてつがる3号にて新青森駅まで移動。車窓から見える八郎潟干拓地の光景を楽しみました。

新青森駅では構内で行われていた鉄道グッズ販売コーナーで青い森鉄道の八戸ときえアクリルスタンドを購入し、特定特急券という形で東北新幹線に乗車して八戸まで。八戸からは八戸線で本八戸駅まで移動し、下車。駅前のこの日の宿であるルートイン本八戸にチェックインしました(日没直前だったので八戸城跡の公園も散策)。

八戸城跡付近にある神社と義経北行き伝説に関連する石

本八戸のビジネスホテルは基本歩いて10分程先にある中心部に集中していますが、ルートインだけは駅前にあります。因みにオートロックでないなど、結構初期に開業したと感じを受けました。夕飯は駅近くのしんぶんカフェにて銀鯖トロ漬け丼をいただきました。

駅前は中心部ほど店はありませんが、ここや居酒屋などもあるので夕飯は十分済ませられますし、ドラッグストアやNEWDAYSもありますので買い物には困らないと思います。

八戸といったら当然鯖!

翌日はバスで根城バス停まで移動し、日本百名城の一つである根城を見学。

中館から根城本丸を望む

・・・そしてこちらを見物しました。

説明不要と思われます


その後は八戸駅までバスで移動して七戸十和田駅まで移動。道の駅で昼食にそばを食べて、その後は駅前の東八甲田温泉に入浴。そして盛岡まで移動し、盛岡城を見学した後に冷麺ならぬ盛岡温麺を夕飯としていただきました。

そして夜のはやぶさに乗車して帰路につきました。

このような感じで初日は事実上、駅メモの未訪問地域を移動する旅となり。翌日は城巡りと583系の廃車体見学の旅となりました。

そしてその車両は今・・・

2023年7月12日水曜日

サシ581が解体危機の件

 3月に東日本パスで北東北に行ったのですが、その際にとある物を見物しました。

それは583系にかつて連結されていた食堂車、サシ581-31でした。

以前から見てみたいと思いましたが、中々行くタイミングがなかったのですがちょうどその近辺で泊まることになり、以外と公共交通機関でアクセスしやすい場所であったので見学しました。

車両下の機器こそ失われていましたが、原色を保ち、屋外に長期間置かれ、劣化しつつあるとはいえオリジナルに近い形を保っているこの車両を見ることが出来たのは来た甲斐があった思えるものでした。

それから三ヶ月たち、8月も近場に立ち寄る予定だったのでもう一度見てみようかな・・・と考えていた矢先に衝撃の情報をTwitterで知りました。

まさかの解体話とその移設保存に向けた運動。

現在千葉県の施設への移設に向けてのクラウドファンディングが行われています。

https://readyfor.jp/projects/sashi581-31

しかし必要な費用は1500万円。現状残り40日で集まっているのはちょうど400万円(7/12現在)。

このままではプロジェクトが不成立となり、移設費用を捻出できずそのまま解体という流れになってしまいます。

https://www.youtube.com/shorts/saWDU1kJjX4?feature=share

こちらでも説明されていますが、現存保存されている583系では失われたベネシャンブラインドが現存し、稼働可能な状態。また簡易運転台や調理器具も現存し、民間譲渡車としてはオリジナルの状態を色濃く残す大変貴重な車両だそうです(今年まで残っていた一部備品に関しては諸事情で失われてしまったようですが)。

プロジェクトを成立させるためには一人でも多くの方の支援が必要です。是非ともこの車両を後世に残すために皆様も協力お願いします。