2018年4月6日金曜日

新金線旅客化の考察(1.5回目)

今回は予定外の臨時回になります。

こちらは一昨日の日経新聞の記事ですが吉備線LRT化正式合意の情報です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28994790U8A400C1LC0000/

現在走っている富山ライトレールは15分間隔ですが、こちらでは20分間隔で走らせるみたいです。現在は40~50分間隔なので実質本数が倍に増えるのですが、この20分毎という数字は果たして成功するのかどうかは運行開始してみなければわかならい数字ですね。
富山駅北付近にて 鉄むす巡り2ndラッピング
因みに京成金町線は長らく日中は1編成の折り返しによる20分間隔でしたが、高砂駅高架化に伴う単線化後は柴又駅での交換による2編成15分間隔へと増便されました。
京成金町線単線化後の柴又駅列車交換
この光景も今や過去のもの
吉備線のLRT化に反対というワードが出てきたのでそれらのブログを覗いてみたのですが、「LRT化と並行して行われる町の再開発を含め巨額の費用がかかるので現状の設備を活用した増発で充分である」という具体的な数値や根拠を基にした反対意見がある一方で、「今でも朝混んでいるのに本数増えたら利用者が更に増えて困るから反対」というのがありました。しかしながら、むしろ本数が増えれば利用者が多少増えたとしても、逆に混雑は緩和されるのではと疑問に思った主張もありました。

葛飾区の新金線の旅客化計画のニュースがヤフーニュースにもなったようです。

歩行者・自転車専用の第二新宿踏切
駅新設のビジョンによれば区議会議員の案は4駅、他には一説には14駅案があるそうですが、路線を実地調査した身としては14駅は無理だろうと思われます。
14駅案の場合、三菱ガス化学の社宅がある上記の写真のあたりにも駅を作ると思われますが、流石にここのようなほぼ完全な住宅地のみの場所(一応近くにプレイパークがありますが)に多数駅を作っても需要的に難しいのではと思います。
先に個人的な見解をのべれば4駅案でも、新高砂駅は列車交換の場としては最適ではありますが、旅客需要は厳しいのではないかと思われます(後日の記事で理由は詳しく述べます。)

とりあえず筆者としてはLRT前の吉備線に関しても乗車して、色々と新金線の旅客化の是非についても考えてみたいものです

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