2018年4月20日金曜日

新金線旅客化の考察(3回目)

今回は新高砂駅に関しての考察になります。
候補地としては高砂2丁目近辺。京成本線の高砂と青砥駅の中間部。高砂駅から500メートル前後離れた場所あたりです。
周囲はお寺の他はほぼ完全な住宅地であり、また中川と新中川の分岐点となっている中川及び新中川沿いを新金線は走っています。
一番近い商業施設はコンビニはセブンイレブン。スーパーは川向いのヨークマート青砥店です。
確かに京成高砂駅からは近いですが、商業地域は京成高砂駅の東側に集中しており、西側の商業エリアは南北ともに駅周辺に限られております。
新金線の上を走るスカイライナー
北側はお寺がある他、新金線と並行して走る道路沿いにアパートが点在しております。
北側に耕道踏切、南側に進むと耕道第2踏切があります。
どちらも歩行者及び二輪車のみが通行可能となっています。
踏切を渡った先には線路沿いに住宅が並んでおり、目の前には新中川が流れています。
耕道踏切
このような静かな住宅地で小規模ながら畑も存在するエリアとなっています。
南側をのぞむ
漢方智光薬湯という入浴施設が存在しましたが、昨年度末で一般入浴については廃業し、デイサービス専門となっているようです。
京成がある高架方向も似たような風景が続きます。
高架方向を望む
この場所は確かに京成高砂駅からは徒歩数分~10分圏内にありますが、利用が望めるのはもっぱら新宿(日赤産院前)もしくは新小岩方面への地域住民の利用による往復に限られてきそうです。(金町方面へはほとんどの人が京成金町線を利用するはずですので)
青戸地区への利用も橋を渡らなければならず中途半端な印象が否めません。
ただし列車交換設備を設けるには次の駅候補地である細田周辺及び国道6号付近とちょうどよい地点なので地理的要因としては駅候補地としては有力かと思われます。

この先もしばらく直線に近い状態で線路は進んでいき、細田小学校あたりが次の駅設置候補である細田(仮)駅になります。
それらに関する考察は4回目以降で触れていきます。
次に関しては駅候補地もしくは実証実験バス新金01系統のどちらかを取り上げる予定です。

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