本日は昨日書いたとおり、東武鉄道・大井川鐵道・仙台空港鉄道の3社を考察していきます。
・東武鉄道
栗橋商工会とは別に東武鉄道単体としての参加は2ndと2015~あつめて!の4回参加しております。
2ndではおもちゃのまち駅とゲストとして東京スカイツリーソラマチ内にも設置。2015からは鬼怒川温泉駅に設置しています。
運賃は都内からまたは埼玉他でかなり運賃が異なりますが参考として2ndの場合、おもちゃのまちととうきょうスカイツリー駅間は現状で1215円(IC利用)。現在のスタンプ設置場所と北千住~鬼怒川温泉間は1383円(IC利用)となっています。
これに2ndの場合は東武宇都宮駅でミニスタンプが発売されていましたので、その運賃も計上できた(おもちゃのまち~東武宇都宮現状251円なので当時は240円前後)他、長距離区間なので特急料金もこれに片道ないし往復プラスされ、また開催中に東武独自の鉄むすスタンプラリーも実施していたのでSL大樹指定席代も見込める期間もありました。
なお金券ショップにて株主優待の乗車券を利用されるケースも想定されますが、それを差し引いても特急料金(現休日料金1470円・平日1360円)やSL大樹(旧750円・現760円)、長距離移動に伴う車内販売の利用などで十分な利益を見込めることができたと思われます。
・大井川鐵道
大井川鐵道も2ndから参加されている準皆勤会社の一社です。2015までは千頭駅の設置でしたが、つなげて!およびあつめて!では基本的に井川線終点の井川駅となりました(ただしどちらでも災害などで千頭駅に設置された時期がある他、あつめて!では閑蔵設置時期も有り)。
千頭駅設置の場合は大井川本線フリーきっぷが3500円な他、井川駅・閑蔵駅の場合は大井川周遊きっぷが2日で4900円・3日間で5900円(どれも2020年現在)で行くこと基本見込まれました。
この他SL急行料金(現820円)に電車急行料金(150円から160円に改定)も見込まれました。
この他井川駅設置で長時間の移動が見込まれる中で移動時間や乗り換え時間を考慮しますと駅弁や千頭駅の立ち食いそばの利用、お茶などの飲料購入が事実上必須であることから、巡り移動に伴うそれらの需要も無視できないと思われます。
・仙台空港鉄道
仙台空港鉄道は2015から3回連続で参加されている会社です。同様の会社は秩父鉄道・横浜シーサイドライン・伊豆急行・愛知高速交通(リニモ)・泉北高速鉄道の6社ですので2015で現在の巡りに近い状態ができあがったとも考えられます。
設置は3回とも仙台空港駅。
基本的に利用者は仙台ないし名取からJR直通の列車に乗って名取~仙台空港を往復する経路がメインと思われます(バスや飛行機も考えられますが少数派と思われます)。
2020年現在、名取からの料金は片道420円(IC419円)で往復利用で800円強の運賃収入が見込まれます。
空港アクセス以外では沿線のショッピングモール利用者や住民利用が想定されますが、観光地などの利用が少ない路線であることを考えるとそういった遠隔地からの利用者を呼び込む方法として鉄道むすめ巡りは貴重なイベントの一つであったと思われます(定期的な仙台空港駅構内でのグッズ販売会も同様に)。
来月からは仕事スケジュールも元に戻るので考察に関しての更新頻度は下がると思いますが、引き続き完走まで頑張っていく次第です。
⑧では先で取り上げました秩父鉄道・シーサイドライン・伊豆急行を紹介していきます。
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