2020年5月17日日曜日

鉄道むすめ巡り参加会社とその思惑と定期外収入から③

今回は3rd参加の会社から京王電鉄と富士急行をピックアップしてみます。

④京王電鉄
鉄道むすめ巡りは2ndから2015まで3回参加された会社で設置場所は閉館中に栗橋に移動していた時期を除き全て、多摩動物公園駅前の京王レールランドに設置されていました。
キャラクターとしてはPLUS+2からの登場でクリアファイルやキーホルダー、カレーと活動中はかなり力を入れていました。一時期は栗橋みなみとのコラボの話も出ていましたがいつの間にかに立ち消えとなり、巡りからも撤退。新作グッズらも縮小されていきました。
スタンプ設置場所から基本ルートである新宿~多摩動物公園は現状はIC利用で346円。株主優待券よりも安いので金券ショップルートも回避できる絶妙な位置にありました。
にも関わらず回避された最大の理由とされるのが巡りのスタンプグッズが捌けなかったこと。特に2015の時でも2ndのスタンプも未だレールランドで売れ残っていたことなどが、社の利益に繋がっているのか問題視されたようです。結果等身大スタンドもランドの物置に置かれたような状態となり、長らく事業者から存在が忘れさられたような状態が続いていましたが、昨年国際大会の外国人向けの案内パンフレットでイラストが復活。再始動はあるのか注視していきたいところです。
2015のスタンプ設置場所 レールランドの売店とここまでは無料で入場できました
⑤富士急行
こちらも2ndから2015までの参加となりました。
富士急行の大月みーなはキャラクター人気投票でも9位、ゲームで取材できる7名の一人と鉄むす創生期から重要な役割を担ってきたメンバーでした。バスむすめでもシークレットで登場し現状4名の絵師の方のイラストが存在するなど今でも恵まれた立ち位置にいます。
スタンプの設置場所は終点の河口湖駅。現行は新宿から自社バスで二千円(Web割引有)、大月から河口湖は片道1170円。現在存在するフリー切符は2600円と他社と比べても稼げたようにも思われます。
にも関わらず撤退したのはインク台が乾燥していてスタンプが綺麗に押せないトラブルやスタンプの盗難事件が起きるなど、他の設置場所と比べても維持管理が次第に難しくなっていったこと。外国人観光客が増加してその収入が増大したことに加え、休日の特急やJR直通列車が常態的に混むようになってきたことで巡りに参加するメリットが薄まりつつあったこと。更にトーナメントでは1回戦及び敗者復活戦でも敗退と往年の人気に陰りが見え始めたことも巡り撤退の要因となったのではないかと思われます。
2015参加時 このように薄かったんです
渋滞トラブルに巻き込まれてインク台交換申し出る時間的余裕が皆無でこの状態で断念
次は2015ですが、そろそろ巡りでもお馴染みのメンバーが揃いはじめてきた時期ですね。

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