2020年5月11日月曜日

鉄道むすめ巡り参加会社とその思惑と定期外収入から①

鉄道むすめの研究といっても何から手を付けていけばいいのか悩んでいたある日こと。
ふと思いついたのが、鉄道むすめ巡りの設置場所や参加し続けている企業や途中から離脱した企業といった分析とそれの副次的目的である旅客収入について調べていくと何かが見えてくるのでは思い本日から始めさせていただきます。
研究兼ねているので終わりは未定の連続企画となっています。コロナで当分旅行も行けないと思いますので、週末はこの企画を進めて行こうと思います。

まず第一回鉄道むすめ巡りから(プレ企画の漫画版はまた後日ということで)
この時の参加は
①栗橋商工会(&東武鉄道)
②埼玉高速鉄道
③羽田モノレール
④のと鉄道
⑤和歌山電鐵
⑥北近畿タンゴ鉄道

の6社。④ののと鉄道は巡りとして正式な企画となってからは皆勤賞。①と⑤も1度は不参加があったものの準皆勤。一方他3社はこの企画限りとなりました。
今回はその3社を分析

②埼玉高速鉄道
設置駅は終点浦和美園駅。会社の本社などもあり、設置場所としては妥当な駅に設置されていました。後日新キャラクターの美園みはとも出したり、近年もイベント限定でクリアファイルを出すなど、決してやる気のないわけではありませんが以降は不参加。
原因として最も考えられるのは運賃収入の件。ご存じ運賃が高いことで有名で、乗り換え案内でも大体JR武蔵野線を利用して東川口まで移動して、1駅利用を推奨されます。
事実自分も1駅間往復(400円)で済ませました・・・。
結局のところ、集客イベントとしては割に合わないと判断されたのだと思われます。終点がホームタウンの浦和レッズの観客動員力はJリーグ屈指ですしね。

③羽田モノレール
今や鉄むすの存在が消えてる会社の一つ。かつては羽田姉妹に加えて、羽田あいるはMATSUDA98先生のイラスト作ったりとそれなりに頑張ってはいたのですが。
流通センターはモノレール移動が基本の場所ですし、立地は悪くはなかったはず(片道現346円)ですが、ミニスタンプの販売は日曜日は最寄り駅では買えなかった点とかも響いたのか。
そして数年後には円安やビザ緩和を背景に一気に外国人観光客の利用が激増して、鉄道むすめに頼らずとも収益を大いに稼げるようになったのも大きいのでしょうか(これは今後紹介する富士急行もそれに近い理由なのかもしれません)。

⑥北近畿タンゴ鉄道
今ではウィラーによる京都丹後鉄道として経営が移譲され、キャラクターの由来となった但馬三江駅もコウノトリの郷となったり、ある非公認で寿退社事件など現状の会社では活用に消極的な件もあり、キャラクターは隠れた人気を持ち続けながら再起動は絶望的です。1回で参加を見送ったのはおそらくスタンプが売れ残ったからでしょう(未だに捌けずにいる模様。今見たら3000個とかなり力入れていたんですな)。運賃収入としてはベースになるであろう天橋立~西舞鶴・福知山を考慮すれば特急料金含めてそこそこ収益が見込めただけに残念です(天橋立の景勝とユースホステルの冬限定カニコースも素晴らしいのに)。
私事ですが何故かデータ上は7月・・・(訪問は開始初日です)
というわけで、本日はここまで。無理せず少しづつ考察していこうと思います。

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