2018年10月3日水曜日

さらば営団6000系

209系1000番台の常磐緩行線及び東京メトロ千代田線からの運用撤退に続いて、遂に半世紀にわたって走り続けた営団(現東京メトロ)千代田線6000系が完全に引退することが東京メトロから発表されました。

21世紀、半世紀先でも通用するデザインをコンセプトに本当に半世紀にわたって走り続けたこの車両はまさに未来を見据えていた名車でした。
後発の営団06系や国鉄・JRの103系1000番台や203系、207系900番台が先に消えていった中で平成のほぼ終わりまで走り続けたその勇姿はいつまでも語り草となることでしょう。
全てはここから始まった。6000系試作車
また通常の運用は今週5日の金曜日で終えますが、来週から土日限定で1往復だけ綾瀬~霞が関間を固定ダイヤで走ることが発表されています。
自分は月曜日の仕事帰りの夜にまた幸運にも乗車できましたが(昨日は209系にも)、またもう一度どこかで乗車してお別れをしようかと思います。
チョッパ制御からVVVFインバーターへ、さらに窓や行先方向幕に座席と様々な改造が行われながらも走り続けた6000系たち。鉄路からは消えてもまだモックアップが地下鉄博物館のシミュレーターで残り続けるでしょうから、懐かしくなったら見に行くかもしれません(あそこは大学時代の実習でお世話になった思い出の地でもあります)。
また一つ、鉄道から昭和が消えていきます・・・。
こちらも207系撮影時に撮影した物。電動方向幕がまだ残っていた頃

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