本日、東武鉄道のかつて急行りょうもう号で使用されていた1819Fが引退し、1800系オリジナルが全て営業運転から退きました。
その最後の運転となったラストランツアーに参加して参りました。その記録になります。
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東武動物公園駅にて |
東武動物公園駅にて8時50分からはじまった受付。トラブルに備えて埼玉県警の警察官が駅構内に多数配置されていました(栃木や群馬など停車・通過地点各所も同様の措置が取られていまいした)。
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350系きりふりの通過 |
奇しくも1800系入線直前に通過したのは1800系初期車を改造した350系でした。こちらの3編成中2編成は昨年そして今年全検を通過したので2020年以降も走り続ける可能性が出てきました。対して1800系は今年の検査切れに伴う引退。先に引退した300系と共に6両と4両での使い勝手の違いが明暗をわけたのでしょうか。
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1800系入線 |
そして予定よりやや遅れ気味に5番線に入線し、早々に出発となりました。
沿線では多数の撮影者や見送りの人で溢れ返っていました。それだけ沿線の人々や鉄道ファンにとってなじみ深い車両だったことがわかります。
途中の停車駅や通過駅に横断幕やポスター、旗を振る光景が見ることができました。
列車は東武動物公園からまず伊勢崎線に入り、太田からまずは桐生線の赤城へと向かいました。
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記念弁当 |
その途中でで配られた記念弁当。もちろん未使用の掛け紙も配布されました。
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食べかけですが中身 |
車中では様々なグッズの配布や限定品の販売がありましたが、詳細は後日書くことにします。なお限定品はまず1人1個で販売し、残りを整理券配布の上で追加購入できるというシステムだったので希望者全員が1セットは確実に買えるようにしっかり配慮がされていました(かつICカード対応)。
桐生線を往復した後、小泉線への乗り入れを臭わすようなフェイントをかけて、本命の伊勢崎駅まで移動。そこで30分間の停車時間があり、記念撮影や地元学生による生演奏、そして10000系による写真展示コーナーなどを楽しむことができました。
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伊勢崎駅にて |
そして14時32分に伊勢崎駅を出発し、そのまま一路浅草駅へ。
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伊勢崎駅の駅方向板で流されたメッセージ |
最後は2時間かけて浅草まで移動。そして14時35分に浅草駅に到着。早々に回送扱いとして浅草駅を去っていきました・・・。
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最後の一枚 |
こうして最後の5時間半あまりのツアーをもって1800系の営業運転は終了しました。31年間どうもお疲れ様でした。
最初で最後の1800系乗車(350系は何度もありますが)、楽しかったです!