2020年2月5日水曜日

黄昏のタウシュベツ川橋梁ツアー参加録



黒潮しららファンミーティングに参加した翌日はいよいよ大本命のイベントへ。
23時に帰宅して就寝は0時半前。そして出発の列車は6時なので5時間しか寝られないのですが、色々あって1時過ぎても寝られず果たして何時間寝られたのやら・・・
そして7時過ぎに羽田空港に無事到着して8時発のとかち帯広空港行きに乗って北海道へ・・・。
そして帯広駅まではいつものタウシュベツ川橋梁ツアーと同じ流れですが出発まで長崎屋で買い出しをして昼食は恒例の豚丼ではなくかきはげのかき揚げ丼で済ませました。
そして平日のみ運行の13時の上士幌行きの十勝行きバスに乗車してまずは士幌まで
そして士幌のバス停で下車して旧士幌線で唯一駅舎が残っている士幌駅を見学。
旧士幌駅
平日なのであらかじめ町役場に電話しておけば駅舎内も見学できるそうですが、時間も短いし冬季ですので自重。
ワムと車掌車
駅構内には2面ホームと複線が100メートル前後残されて降り、有蓋車2両と車掌車が1両保存されていました。
そして後続のぬかびらスキー場行きに乗車して1時間かけてぬかびら源泉郷へ。
この日の宿は東大雪ぬかびらユースホステル。数年ぶりのユースでの宿泊となりました。
その理由は宿泊者限定の黄昏のタウシュベツ川橋梁ツアーに参加するためでした。
なおここの施設は2005年築とぬかびら源泉郷にある温泉宿ではもっとも新しい施設となっています。移動開始は17時で所要時間3時間半ほど。そのため夕食は戻ってきてからになります。なので自分はゼリー飲料を飲んで備えることに。
そして17時前に文化ホールに集合して、日中のツアーと同様のレクチャーと準備をして出発。違いとしては夜なので頭にライトを付けての移動となることです。
移動開始の場所も前回同様なのですが、月明かりのない暗闇のため距離が昼間よりわかりにくいこと。そのためギリギリまでタウシュベツ川橋梁が見えなかったのでそれはそれで精神的に辛いものがあります(昨年の日中のツアーの記事を参照しますと、遠くに見える橋がどんどん近づいていくという点で精神的に頑張りやすい要素がありました)。
また自分の位置がわかりにくいため、迷子防止の為に途中に設置されているテントに灯りを入れて道しるべとしての移動となりました。
そして歩き続けること1時間弱。遂にタウシュベツ川橋梁に到達しました(既に先客として1名が撮影に着ておりました。他にも2~3名がワカサギ釣り他でテントなどで湖にいた模様です)。この日は雲も月もない満点の星空の元での見学となりました。間違いなく生まれて見る夜空で一番美しかったです。その代償としてまともに橋は撮影することができませんでしたが、この美しさは是非とも皆さんも参加して心に記録してほしいものです。
普通のカメラでの全景撮影はこれが限界です
星空は明るいですが、集落がほとんどなく文字通り漆黒の世界なので一眼レフで露出を最高レベルにしてシャッター速度を極端に遅くしないとまず撮影できません(その場合ぬかびら源泉郷と幌加除雪ステーションの人工の灯りがハッキリとわかります)。
急速に劣化が進むタウシュベツ川橋梁
昨年も6月に訪問しましたが、そのときよりもコンクリートの劣化が進んでいるように感じました。特に今年は満水状態から始まったので、尚更氷によって痛みが進行していった感じです。このように部分部分の撮影は可能でした。
50分程度の滞在の後、記念撮影をして来た道を戻ることに。その途上で幾つかの名物キノコ氷を見学。夜はこのように中にライトを入れると幻想的に光ります。
夜のキノコ氷
今年もアイスバブルは見られましたが、やはり昨年の方が特に綺麗に確認できたようです。帰りはしばらく指先の冷えが辛かったですが、暫く体を動かしていくと回復。スノーシューが外れかかって何度も転倒しかけましたが、何とか無事に車のところまで戻ることが出来ました。
こうして3時間半のツアーが終わり、ユースに戻るとそのまま夕食に。ホテルのような豪華さはないですが、念願のわかさぎの天ぷらがぬかびらでは初めて食べられたことは大変良かったです。
夕食後は一段落した後、入浴。こちらもぬかびらの温泉で源泉掛け流しなので他の宿と遜色ありません。体全体を酷使して、汗もかいた体に温泉が疲れを癒やしてくれました。
そして23時前に就寝。何度か目が覚めた後7時半に起床。8時に朝食を済ませて9時半には片付けを済ませてチェックアウト。バスパックのクーポンを使って10時まで営業している中村屋にこの旅最後の入浴を済ませました。
そしていつもより早く10時17分のバスで帯広に移動。12時に帯広駅前に到着。
この日はふじもりが休業日だったりしたこともあり街中のラーメン済ませました。そしてお土産を購入して13時45分の空港アクセスバスでとかち帯広空港へ。
そして15時台のJAL羽田行きで東京へと無事戻りました。
この日の東京は大雨。秋葉原で白浜で破損したウェアラブルカメラを修理に出した後、無事帰宅しました。こうして4日間の休暇は幕を閉じました。

当初は余市や札沼線に立ち寄り、ノースライナーにも乗る計画でしたが、様々な事情により変更立ち消えとなりましたが、大本命のイベントはどちらも無事消化できたことは幸いでした。そしてその二つは3月にリベンジを企てたのですが、それに関してはまた後日のお話にて・・・。

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