2019年2月11日月曜日

3度ぬかびらへ

2月2~3日の1泊2日で再び糠平へ行きました。目的はもちろんタウシュベツ川橋梁の見学。前回の7月は大雨の影響で湖に沈んでしまい見ることがかないませんでした。そのため確実に見られる2月。湖上からの見学を決めました。そのための準備も入念に行いましたが、幸い週末の土日は比較的暖かい陽気に恵まれ多くの準備が無駄となってしまいましたが、良い結果と思われます。

雪の帯広駅
初日は2度の訪問と同様に羽田からJAL7時55分帯広空港行きに乗車。保安検査場でビクトリノックススイスカードのペーパーナイフ処分となりましたが、それ以外はおおむね順調に帯広駅前まで移動。この日は時折強い風が吹き、キャリーカードが倒れるほどでした。昼食にホエー豚の味噌ラーメンと豚丼と並ぶもう1つのB級グルメである牛トロ丼の発祥の店で牛トロ関連の軍艦や寿司を注文しました。
この雪なのであまり観光はせず市内散策で時間を潰し、13時50分の糠平行きバスに乗車。そして16時前に到着。冬でもバスは春や夏と同じ所要時間で結んでいました。三国峠までは積雪がそこまで多くはないので道路がしっかり除雪・整備されているようです。
この日の宿は糠平館観光ホテル。前回浴場が充実していたので選択したのですが・・・ネット環境がまさかのロビー付近の無料Wi-Fiのみ。なので荷物を一通り整理した後、ひがし大雪自然館へ。そこにて17時の閉館時間まで施設を見学しつつ、ネット通信が必要な作業を済ませました。
その後は源泉郷で唯一の売店で買い物を済まし、翌日の準備を行った後1回目の温泉へ。混浴時間帯の露天風呂に入りましたが、自分を含めて入ってきたのは2名だけでした。
そして夕飯。北海道ならではのじゃがいも焼酎をお湯割りで飲みました。
そして2度目の温泉を済ませて就寝。

翌日、ガイドセンターのツアーに参加していよいよ糠平の湖上横断へ。
スノーシューという洋式かんじきの履き方の講習を受けて、いよいよ移動。外だと履く際に建物内と違って焦りのせいか中々履けなかったですが、無事準備完了。
オオカカゲラ
最初に士幌線新線付近で説明を受けたのですが、その際にオオアカゲラと遭遇。この日は暖かかったので外で積極的に活動していたようです。
10~15分ほど森を移動すると森が開けて湖が見える場所へ。遂にタウシュベツ川橋梁が見えてまいりました。
これだけで十分感激でしたが、これで満足しては行けません
森を抜けた場所から見たタウシュベツ川橋梁。ここからが移動の本番です。
この日は風が弱く移動には楽でしたが、途中氷が弱くなっている場所があるので基本1列になって移動です。近そうに見えますが、橋梁まではそれでも1キロ以上あります。
遂に橋の目の前まで
そして歩くこと15分から20分の後、遂に橋の目の前まで到着。春から秋までとは違い、通行許可が必要な林道を経由しなくても行けるため、他の見学者も多く見られました。今冬も幸い橋のアーチは繋がっていました。
名物きのこ氷
自由散策は40分ほど。その間もガイドさんによる説明と移動は続きます。
1日に水位が15~20cmほど下がっていく糠平湖ではこのように流木に氷が引っかかて高い位置で残るきのこ氷を見ることができます。
そして築堤を登って対岸からも橋を見学。
対岸から
この日は天気によく恵まれ、大雪山系もはっきりを見ることができました。
元々糠平周辺は太平洋側ということで比較的天候には恵まれやすい場所ということですが、前日は時折強風が吹いて体感温度を下げていた点を考えるとカイロを使わずとも暖かいこの日に見学をできたことは幸いだったと思います。そのため携帯での撮影でも電圧降下が起こらずにバッテリー残量も安定していました。
そんな中デジカメを一度雪の中に落下。特に損傷はありまえんでしたが、北海道特有のパウダースノーということもあり、全体が雪まみれに。結果この後の写真はレンジに水滴が付着して一部不鮮明な状態となってしまいました。
そのパウダースノーですが、ここ糠平の雪の新雪は本当にサラサラしており、撮影などのためにストックを地面に突き立てても締まらず倒れてしまいます。そのため雪だるまなどを作ることもできません。本州の雪とは全く質が違いますので、現地で是非とも体感してほしいです。
これが話題のアイスバブル(レンズが濡れて一部不鮮明になっております)
そして時間はあっという間に過ぎて、戻る時間に。その道中で新聞などでも話題になったアイスバブルをガイドの方に見せていただきました。今は雪に埋もれていますが、1週間くらい前までは積雪がなかったので湖上で容易に見ることが可能でした。そして普段ならすぐ曇ってしまう氷もこの日は風がなかったことで去るまでの間、バブルを鮮明に見続けることができました。
こうして糠平湖で大変ながらも楽しい体験を過ごしましたが、ここから先は来た道をひたすら戻るだけ。森に戻る手前で橋梁の姿を目に焼き付け、40分程度かけて来た道を戻りました。
車に戻れば10分程度で再び糠平の文化センターへ。こうしてこの旅の目的は果たしたのでした。

13時前に源泉郷に戻ってきましたので、早速昼食。針葉樹にてスタミナ丼を食べました。
その後はしばらくの間自然館に滞在。そして湯元館で入浴をしました。湯元館は現在は本館での宿泊は停止中で日帰り入浴とコテージでの宿泊のみ受け付けているそうです。
糠平では山湖荘・中村屋・温泉ホテル・観光ホテルに続いての5ヶ所目。露天風呂を含めてよい温泉でした。ただ打たせ湯が冬季だからなのかそれとも通年休止中なのか利用できなかったことが残念でした。
そうしている間に時間は過ぎて帰りのバスの時刻に。この日はスキー客も多く今までで一番バスは混雑しておりました。それでもバスは定刻より余裕を持って帯広に到着。そして空港連絡バスに乗り継いで帯広空港へ。
空港で豚丼を注文。1×8で進化した豚丼ということで紹介された山かけを含めた全部のせにしました。
豚丼(1000円)に卵、ねぎ、山かけらのトッピング全部のせ(+500円)
感想はやはり美味でした。
そして保安検査場を無事通過して、10分遅れ程度で帰りの飛行機は出発
羽田空港からはモノレールの空港快速に乗って浜松町経由で自宅に日付が変わる前に無事帰宅しました。

以上これにて

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