2019年10月1日火曜日

EF58 61号機奥利根

本日から10月になりました。
今月の頭にふさわしそうなネタを探していたら、2006年に友人と乗車した奥利根号の写真をみつけたので今日はこの記事で
今となってはEF58の動態保存車は1両も存在しておりませんが、ひと昔前までは東西で稼働車両が存在しておりました。その中でも61号機はお召指定機ということで深紅色と異彩を放っていた車両でした。
客車に装着されていたプラサボ
奥利根号は現在走っているSLぐんま みなかみの前身で上野~水上間を上野から高崎間はELで高崎から先、水上まではSLで主に走っていた「EL&SL奥利根」号がメインでしたが、時折ELのみの運用で走ることがありました。このEF58奥利根号もその一つでした。
水上駅にて撮影
自分と友人はこの時は行きはこのEF58奥利根号で水上まで移動して、そこから徒歩で谷川岳ラズベリーユースホステルで一泊、次の日は土合駅まで移動し、特急水上号で帰宅するという行程でした。ちなみにこの乗車を最後に特急水上号は臨時そして廃止となりました。新特急なすの同様にかつては新特急谷川の愛称で登場しましたが、新特急そしてL特急から外れた末に名称まで新幹線に奪われるという悲運の列車でした。
水上駅にて、ありし日の特急水上
そのお召列車も現在はE655系が務めるようになり、また61号機も修理が難しい状況でその特殊な立ち位置上車籍こそ残っているものの、157系最後の生き残りクロ157と同様に普段は車庫に眠る日々を過ごしています。
現役時代の61号機の雄姿
ただし、こちらは時折イベントなどでサプライズ的に姿を見せるのは救いでしょうか。
昭和を代表する機関車EF58の生き残りの1両としても末永く残ってほしい車両です。

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