その中で屈指の難関スポットの1つが間違いなく大井川鐵道井川線です。
伝説の秘境駅尾盛駅に到着する千頭行き |
①本数が絶望的に少ない
1日4往復と最終の千頭~接岨峡温泉と早朝の接岨峡温泉と千頭を結ぶ各1本のみ
一応千頭~閑蔵間を結ぶバスがありますが、時刻によってはうまく接続していない場合も
まず大井川本線も数年前からの減便で本数が減ってきているので日帰りで行くには金谷12時29分。千頭13時35分が最終という絶望的な場所となっています。
そして帰りも15時54分が井川駅最終となります。
②車内が狭い
元々ダム資材搬入用に作られた路線でそのため小さなトロッコ車両が使われています。
そのためとにかく狭い。4列座席もギリギリのサイズなんです。そのため立って気分転換とかしたくなってもとにかく困難。ぶっちゃけ行き帰りのどちらかはバスで閑蔵~千頭を移動した方が、早いし座席もゆとりあるんじゃないかと思われます。
③トイレ
千頭と井川間は片道2時間近く。つまり折り返し含めて鉄道だけを利用した場合は4時間超かかります。そうなるとトイレに気を使った行動を心がけなければなりません。まず千頭で乗る前に。次にチャンスはアプトいちしろ駅。アプト式機関車連結と解放の為に数分の停車が設けられており、駅での販売タイムであると同時に数少ないトイレタイムにもなっております。ここで不安なら用を済ませましょう。
そして最後が井川駅。折り返し前に済ませましょう。するなら10分ぐらいたってから。なぜなら最初は長い列ができるからです。
④メシ
ダイヤを見ればわかりますが、基本車内での食事になります。最終とかなら千頭駅周辺でも済ませられますが、スタンプ時間を考えたらかなりリスキー。そうなると駅弁が妥当だとおもいますが、基本大井川鉄道で売っている駅弁はオーソドックスなタイプです。それに意外といい値段します。
http://oigawa-railway.co.jp/bento
静岡駅とか東京駅などで個人的に食べたい駅弁があればそちらを買っておくのもいいかもしれません。
⑤帰り
そんな大変な思いした帰り。最終だと千頭で1時間待ちです(苦笑)。それの1本前でも行楽シーズンは各駅停車を立ちで帰ることになったりします。
自分がつなげて!で移動した際は救済措置に料金不要の臨時急行が設定されて(ただし客車なので普通列車より時間は若干かかりました)、レアなお座敷列車に乗ることができたのでそれはそれでよかったのですが、急ぎの人は本当に辛い旅になると思います。
初めての人はそんな覚悟をもって挑んでください。まあ余裕がある人は接岨峡温泉で1泊とかされるのをおすすめします。
接岨峡温泉駅。2013年のまだ本数にゆとりがあった頃に撮影 |
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