2019年9月25日水曜日

新金線旅客化の考察(7回目)

1年ぶりの唐突の更新です(笑)。
可能であれば、来月新小岩~金町の新01系統の逆側かつ最終に乗車してみたいものなのですが、多分無理だと思いますが、何かしらのデータは収集したいところです。
金町側からは新金線最後、新小岩からは最初の踏切
細田付近を更に南下すると奥中区道踏切があります。ここで踏切はなくなり、築堤を走行していきます。都道60号も高架下で通過するのでこのあたりは踏切問題はありません。
築堤も複線分の用地は確保されています
ただ築堤になってからも、複線分の用地は貸し出されている箇所が多数有り、それらの立ち退きが必要になると思われます。
そして新金線は新中川を橋で渡っていきますが、複線用に作られたコンクリートの橋脚が今も使われないまま川の中で立ち続けています。
もう何年役目を待ち続けているのだろう
そして橋を渡った先のニトリとトヨタの店があるあたり、江戸川区の付近ないし、その近くの葛飾区内のエリアが第4の駅候補地です。
東新小岩駅(仮称)候補有力地
ただし、この一体も築堤付近となっており、LRTにしろ一般旅客鉄道での運行であってもエレベーターをはじめとするバリアフリーの重点化が必須となる駅です。
そして路線は総武線と合流していきます。
新金線側から総武線を望む
このような形で比較的広い空き地は存在し、駅を設置するような場所はあります。もっとも付近は公園や一戸建て密集エリアで街の中心部からは外れていますが・・・。
所用時間は鉄道計画データベースによると7駅では18分弱、10駅では22分を見込んでいるとのこと。
第6回では乗り換え有りの最速ルートで28分、直通バスだと37分という結論がでていますので普通鉄道だと10から20分、LRTでも5分の短縮が見込めるということです。また料金もJR基準計算では安くなります。
そうなると十分な利用は見込めるとは思いますが、一部重複及び競合する京成線の利用客の減少が考えられることになります。特に京成金町線の金町~高砂間の単独利用客の減少が大きくなると思われます。
ひとまず今回ので金町駅からスタートした新金線の全体について説明できましたが、今後は様々な視点を掘り下げる形で新金線の旅客化について調べていきたいと思います。
次の更新を気長にお待ちください。

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