全国鉄道むすめ巡りでは2回、関西鉄道むすめスタンプラリーでも1回参加している近江鉄道が現在上下分離方式などの今後の運営に関して法廷協議会がはじまりました。
この件に関してはタビリスのこの記事を参考にすると良いと思われます
https://tabiris.com/archives/ohimi201911/
最悪の場合は沿線自治体の支援が得られずに全線廃止の可能性もありますが、ある程度は存続できるのではというのが個人的な見方です。
ただし輸送密度が極端に悪い多賀線及び平行して東海道線が走っている区間でもあり最も混雑率や乗車人数の低い米原~彦根間に関しては廃止の方向になる可能性は十分考えられます。
問題となりそうなのは八日市~水口~貴生川間をどうするのか。輸送密度や混雑列車は高宮~八日市間よりも劣る数値となっていますが、終点貴生川駅は信楽高原鉄道とJR草津線との乗換駅となる鉄道の要衝であり、ここの区間を廃止にすると残された区間への影響も出てくる可能性も考えられます。
また近江鉄道の会社自体はバスなどの部門でトータルでの収支は黒字での経営が続いており、利益余剰金も十分な蓄えがあることも沿線自治体からは黒字企業に支援をしなければならないことへの不満もあるようです。
となると上下分離方式などで存続させるにしても、支援を受ける以上はダイヤの利便性の向上など近江鉄道側も運行に関しての沿線住民への今よりもサービス向上を行っていく必要があると思われます。
最終的な議論が最悪の結果にならず、実りある物になることを願うのみです。
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