2024年9月22日日曜日

駅メモ謎の廃線終着駅織田駅について

 1年ぶりの更新です。

8月に駅メモコラボイベント「ふくい旅」に行って参りました。

念の為2泊を取り2日間で概ねイベントを消化したので3日目の前半は、福井県で最後に残された未到達地点であるMO(マスターオブ)福井達成の最難関の一つとされる福井鉄道鯖浦(せいほ)線の終点である織田(おた)まで行くこととしました

まず福井なのに織田という地名も謎をそそられますし、ウィキペディアを見た限りでは立派なバスターミナルと町並みのようですが、グーグルマップで昼飯によさそうな場所を探そうと越前町だからと越前そばは無いか専門店を検索してもバスタ前の食事処兼喫茶店ぐらいひっかからない。そしてバスターミナル前に存在する織田信長の像

謎にみちたそんな場所にとりあえず行ってみることに

2日目の宿は武生駅前のビジホでしたが、朝10時過ぎにかれい崎行きのバスが織田を経由するのでチェックアウト後にそちらに乗車して移動開始。このバスがかつての鯖浦線の路線付近に樫津あたりで合流して織田方面へ向かうようだ。どうやら鉄道が廃止になったのも武生などからの直通バスが便利となったのも大きかったとか。越前海岸まで直通できなかったのも後々痛手となったようにも思える。バスは山間と道路沿いに点在する集落を移動していくが、終点間近になると武生の市街地を出た後では一番大きい住宅街出て、30分少々で織田バスターミナルに。

立派な建物ですが2階閉鎖されており、中は寂しいです

戻るバスは2時間弱あまりあるので散策することに。

周辺には劔神社や織田文化歴史館(100円で見学できます)などがあり、見所は十分。そしてここが織田家発祥の地だそうで、故に織田信長の統治下に入った後も一帯は手厚い庇護を受けられたそうで。駅前に信長像があるのもそれ故のようです。この地に発給した書状はありましたが、信長本人が実際に訪れたことはあるのかは不明。


昼食はバスターミナル目の前のいなだやで。昔ながらのお食事所という感じでおろしそばとミニソースカツ丼を注文。専門店ではないけど夫婦で営まれているご当地間溢れる店で昼食を取るのもいいものです


昼食は他には神社近くの喫茶店(武生・鯖江方面のバス停近し)で洋食が、バスタから徒歩10分程のところにスーパーがあるようでそこに食事処と向かいにラーメンチェーンが存在するのを確認。ターミナル近辺はコンビニなどのある幹線道路から少し離れているようです。

そんな感じで12時半頃のかれい崎からのバスで武生に戻りましたが、鯖江方面のバスもその後にあったのでかつての路線を感じたいのであればそちらに乗って戻られるのもよいかもしれません。

因みに駅メモのエリアとしては路線からレーダーが届かない駅はやはりとても静かです。1名がやってこない限りは・・・