アーチが繋がった状態は今年で見納めかということが言われ続けて数年。そろそろ見納め詐欺みたいな状態と思われがちですが、ここ数年は水位が低い状況が続いたりしてアーチにかかるダメージが少なくて済み奇跡的に今日まで保たれていましたが、今年は例年になく水位が高い状態が続いて、かつ水位低下もかなり時間がかかっている状態で相当に負荷を受けたと思われますので今年でついに限界が来るのでは囁かれています。
幸い水位が下がるに時間がかかっているので3月も湖上横断が可能かつ見頃な状況が続くと思われますので今から行かれても遅くはないので過去3回訪れました経験から皆様に役立てられるような情報を少しお話しようかと思います。
2019年撮影 晴天・無風に適度な水位と最高に近い条件にて撮影 |
・下に着るスキーウェアはどのような物がいいのか
自分はAmazonで買ったテスラのスキーパンツ(当時は3600円、現在は5000円)で済ませました。それで十分だと思います。
・それ以外の上下一式は
自分はL.L.Beanでほぼ全て揃えました。普段使いもできる耳まで覆える帽子に厳冬期用に買っていた冬用ジャンパー(ブレスサーモを着るようになった今では普段は過剰装備気味で雪の時などを除いてあまり着なくなりました)や厚手のズボンとシャツウールのセーター、ウールの靴下(夜の雪上移動時には2枚重ね)などで十分でした。日中と夜で装備が多少変わりますが、日中の晴れて無風の時はそこまで重装備でなくても大丈夫だと思います。
・手袋は
一応スキー向けのタイプをこれもL.L.Beanにて買いました
・下着は
日中の時は洋服の青山でも売っている通常のブレスサーモの上下、夜の横断の際はEXプラスを着ました。スキーウェアを安物で済ませられたのは下着の方に力を入れたのもあります(下着に関しては普段使いもできますので)。
・ホッカイロは
貼るタイプや手を温める用(マグマ)、携帯やデジカメを冷やさないように保温袋に入れておくミニサイズ(直に使うといけないのでタオルなどで間接的に暖めるように)を準備しました。足用は靴下の厚手次第と気温次第だと思います。
・デジカメの性能は
日中は普通のデジカメやスマホでも問題なく撮れました。問題は寒さによるバッテリーの電圧低下による残量低下に注意。ソニーのウェアブルカメラは往復時に使用して概ねカタログスペック通りの撮影時間で残量は持ちました。使い捨て式よりも低い温度にした充電式や湯煎型のタイプのカイロを入れた保温ケースに移動時は入れておくのも手だと思います。
夜の撮影は三脚持ち込みが必須です。リュックで持ち歩きました。15秒程度のシャッタースピードでは無理でしたので最低30秒以上のシャッタースピードでISO感度も最高まで設定できるカメラが必要になってきます
2022年撮影 三脚・補助光有り15秒でこれが限界でした。それでも前回より劇的な進歩 夜空と雪をバックに湖面の高い時に撮影 |
夜の撮影は本当にロマンがあるんですが、気象条件・水位・装備・ツアーや同伴者の有無など様々な厳しい条件の上となります。それでも挑まれたい方は万全の備えをされて挑んでください。
因みに携帯の電波は入らない場所です。昼間はともかく夜の移動は方角がわからなくなる可能性高いので、普通なら登山用GPS端末+コンパスは必須ということです。ツアーでは途中に目印を設置して移動しました。素人は大人しくツアーに参加して移動した方が無難でしょう。
最後にこの情報が誰かのお役に立つことを・・・